ReNS-1001(スピーカーシステム)
ReNS-1001(スピーカーシステム)
■商品名:ReNS-1001
■種 別:スピーカーシステム
■仕 様:ReNS-1001:Standardr+WBT0730Cu+Mundorf Mcap EVO(1ペア)
■商品番号:BBES0001
記念すべきReNSの初号機です。ここからReNSの歴史が始まります。
基本的なレストア内容は、オーディオラボオガワ時代に培ったレストア内容に準じています。
各ユニットのオーバーホール、各部劣化はんだの除去、はんだ打ち直し、ネットワーク回路内・劣化部品の交換、ビンディングポスト(スピーカーターミナル)の交換、全体的な外装の再塗装。。。などなど。
ただ、数多くのNS-1000Mに携わった経験から、できればこの部分は手を入れたい、という理想を少しずつ具現化して今回の『ReNS-1001』としています。
オリジナルの状態でも十分素晴らしいスピーカーですが、さらに、現代のソフトを再生しても音楽の鮮度が失われず、ベールを1枚も2枚もはがしたような鮮烈さを実現できように!できたと思います。
大きな変更点は、ネットワーク回路内のコンデンサーのうち、主だったところを「Mundorf Mcap EVO」としたこと。
並列コンデンサも相応の品質のものに変えたこと。
必ずと言っていいほど劣化してしまう、ツィーター、スコーカーのラグ(配線を接続するところ)を、「Mundorf」の銅線に換装したこと。
ビンディングポストからネットワーク基盤への配線を、同じく「Mundorf」の銅線に換装したこと。
たったこれだけのことで、音楽は驚くほどみずみずしく、弾むようになってくれるようになります。
山形県の日本海側というロケーションのため、距離的な問題はあることもあるとは思いますが、可能であればぜひその違いを感じていただけたら幸いです。(お)
レストア内容
ツィーター(TW) |
磁気回路オーバーホール、劣化はんだ除去~打ち直し、ラグ除去~「Mundorf」製銅線へ換装、調整、動作チェック フレーム部再塗装 |
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スコーカー(SQ) |
磁気回路オーバーホール、劣化はんだ除去~打ち直し、ラグ除去~「Mundorf」製銅線へ換装、調整、動作チェック フレーム再塗装 |
ウーファー(WO) |
磁気回路オーバーホール、劣化はんだ除去~打ち直し、調整、動作チェック フレーム再塗装 |
クロスオーバー ネットワーク |
劣化はんだ除去~打ち直し、コンデンサー交換、 |
ビンディングポスト |
WBT0730(CU)へ換装 |
エンクロージャー |
補修、表面再塗装 |
各部固定ねじ |
同形形状のステンレスビスに換装、以後錆が発生する可能性はほとんどありません |